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zoom RSS 本多:今週観た映画 2017.02/19

<<   作成日時 : 2017/02/19 23:34   >>

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「息の痕」 監督:小森はるか
http://ikinoato.com/












2月に「人生フルーツ」上映時の予告編で興味を持ち、
また、ポレポレ東中野さんへ行ってきました。

そういえば「人生フルーツ」も「息の痕」もドキュメンタリーです。
ここ数年映画館で観るのは、ほとんどドキュメンタリー。
昔は真逆のアヴァンギャルドでファンタジーなのばかりでしたが、
ファンタジーのワクワクさせてくれる作り手が居ないのか、
「事実は小説より奇なり」を悟ったのかは自分でも分かりません。
でも自覚は全く無いけど東日本大震災を境に変わったのかもしれません。

この映画の主人公は種苗店のご主人、佐藤貞一さんです。
3.11の津波で自宅兼店舗を流され、そこにご自身でプレハブを建て、
井戸を掘り、お店を再開させました。
温室で苗も育てているので、農家のお仕事同様、忙しく働いています。
その日に焼けた太い腕は「これが本物のたくましい腕」だと思わされました。

そして、英語で書いた震災の記録を自費出版し、次に中国語でも出版されました。
最近はスペイン語にまで取り組んでおられるようですが、
語学は全て独学で習得されています。
さらに日本や海外の地震の記録や歴史まで調べられて、
物凄いバイタリティだと感心してしまいます。

こういう方って「俺を見ろ」って熱い感じがするものですが、
佐藤さんは、淡々としてそういう所が全く無いんです。
「俺が俺が」という自分本意の表現者ではなくて、
誰かがしなくちゃいけない事をたまたまやってるという感じ。
英語で書いた理由も、世界に発信とかそういう事では無いんですよ。

佐藤さんが独り言の様に話しているシーンが多いですが、
時々聞こえる、監督小森さんの受け答えもゆるい感じで微笑ましいです。
変に悲惨さを伝えようとかの意図や使命感が無い感じが、
佐藤さんも話しやすかったんじゃないかな。

途中で何度か「分かる?」と佐藤さんが確認します。
監督は分かったり分からなかったりの答えでしたが、
分かったのを疑ったり、分からないからといって説明したりせず、
ただ「分かったか」「分かんないか」と言うだけ、そのまま。
上から目線の普通のオジサンならそのままにしてくれない。
こんな人いませんよ。

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